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ゲームを巡り仲間外れに。周りに合わせて持たせるべき?

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4月11日の朝日新聞Eduお悩み相談室に、ゲームと子どもの友人関係のQ&Aが記事として載っていました。
参考になると思いますので、今回はその記事を載せたいと思います。

回答者は小川大介氏です。(教育家。京大卒業後、コーチング主体の個別指導塾を創設し、6千人を超える受験生の相談に乗ってきた。現在、幼児教育から企業入材育成まで幅広く活動中。近著に「自分で学べる子の親がやっている『見守る』子育て」(KADOKAWA)

Q:友達の影響でゲームを欲しがるので1日40分を週3日、勉強をしたら その時間分だけ延長可能という約束で買いました。
 しかし「もっとやりたい」ともめたり、持っていないソフトの話に入れず友達から仲間外れにされたりしています。
 周りに合わせて・このままゲームを持たせ続けないといけないのでしょうか。(東京都小4男子の保護者)

A:子どもの「デジタルゲーム問題」に悩んでいるご家庭は、非常に多いですね。問題の所在は多岐にわたりますが、幼少期の子どもがデジタルゲームに「のめり込む」ことは明らかに害です。
ゲームが持つ中毒性ゆえ生活リズムは崩れやすく、感情の制御にも影響がでます。

 ゲームによる強い刺激を脳が繰り返し受けると、日常生活での小さな達成感や喜びへの感度が鈍り、学習意欲が低下することも医学的に指摘されています。
 
 困ったことにゲームの誘引力は強く、幼少期の子どもの意志の力ではコントロールできません。ゲームを楽しみつつも時間が来たら中断できる子に育つには、親の働きかけは必須。ただし働きかけ方は家庭の事情で変わります。

 たとえば親がゲーム好きの家庭では、ゲームを介した親子の交流が功を奏することがあります。
 
 リスクが高いのは、両親ともに忙しく子ども任せになりがちな家庭。朝早くにやる、親が帰宅してからやる、など安全な環境づくりの工夫が必要です。
 
 ゲーム問題には親の関わり方に加え、お子さん自身の居場所の有無も影響を与えます。ゲーム「でしか」遊べない子と、ゲーム「でも」遊べる子の違いは、得意なことや好きな分野があるか、達成感を伴う経験を積んできたかです。

 学習習慣が確立している子がゲーム依存になりにくいのは、勉強に自分の居場所(自信)があるからです。スポーツでも習い事でも同じことが言えます。

 さて、ゲームと友人関係についてのご相談ですが、お子さん自身の居場所はどのように育まれているでしょうか。友達に教えてあげられること、魅力を伝えられることは何があるでしょう? 学校以外の人間関係はどうでしょうか。

 ゲーム以外の居場所が見当たらないようなら、ゲームを介した「目先の友人関係」で安心を得ながら、本人の得意なことを育んであげるのも方法の一つです。今回、悩まれたことを、お子さん自身を見つめ直すきっかけにしてほしいと思います。(引用終わり)

 いかがでしょうか、子育てに絶対の正解はありませんが、ゲームを与えて放任するのではなく、きちんとお子さんと話し合い、「なぜゲームばかりやっていてはだめなのか」について子どもに納得させるだけの保護者の姿勢と力量が求められているのではないでしょうか。

 ここは保護者のがんばりどころだと思います。このブログでも一貫して申し上げてきましたが、「学力」は「読解力」に大きく影響を受けます。しかし「映像文化」に浸っていては「読解力」は絶対に身につきません。何とかお子さんを「活字文化」に引き込んであげてください。私はそのことが小学校時代の子どもに、今最も大切なかかわり方だと思います。
 
2021年04月14日 15:15

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