プロ教師が直接指導 学童型個別指導塾「けやき」|東京都国分寺市

国分寺市で評判の「学童型個別指導塾」
教師歴30年以上のプロ教師が直接指導!
お子様の放課後、丸ごと面倒見ます!

ホーム ≫ ブログ ≫

ブログ

子どもに新聞を読ませたい。こんなにスゴイ新聞の力!

新聞を読む親子
「子どもに新聞を読ませて、いろんな力を身に付けさせたい!」「子どもが新聞を読むのは嫌がるし、内容も難しい…」「どうしたら子どもが新聞を読むようになるのか知りたい」とお悩みではありませんか?
今回は、小学生に新聞を読ませる効果と、新聞を読む習慣をつけさせる方法や学習への活用法などをご紹介していきます。
 
子どもに大人の新聞をいきなり読ませるのはNG!

 新聞を取っている家庭で、子供にも新聞を読ませようと、大人が読んでいる新聞を渡しても、情報量が多く、子どもはどうやって読んだら良いのかが分かりませんし、読めたとしても内容はとても難しいです。
 子どもにとって、いきなり大人が読んでいる新聞を読む習慣をつけるということは、とても難しいことなのです。
「では子どもに新聞は読ませられないのでは?」と思われるかもしれません。CMでも流れているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、大人向けの新聞のみならず「小学生向けの新聞」というものがあります。
 この新聞は、「朝日新聞」「毎日新聞」「読売新聞」の大手三社から出されています。
小学生向けの漢字や表現が使われ、図解を用いたり、刺激の強い物を除いたりしているので、保護者にとって安心して読ませられるものとなっています。
 時事、経済、芸能などのニュースはもちろん、学習に役立つコーナーも設けているので、是非こちらから読ませてみてはいかがでしょうか。対象は、ある程度の文章が読めるようになっている三年生以上となります。
 いきなり低学年から新聞を読むことは困難なので、三年生までは新聞を読む準備として、本などで文章を読むことに慣れさせておくようにしましょう。

小学生に新聞を読ませる7つの効果

 小学生に新聞を読ませることは、子どもにたくさん良い効果をもたらします。
新聞を読ませることで、子どもにどんな効果があるのか、7つご紹介していきます。

1.社会の出来事や動きに興味を持つようになる

 新聞には、日ごろ社会で起きているニュースが正確な情報で記載されています。
それらの情報から、日本や世界でどんなことが起きているのかを知ることができます。
そして、新聞を読み始めてすぐにはできないかもしれませんが、徐々にニュースなどを周りや自分と関連付けて考えられるようになってきます。
 自分と関連付けて考えられるようになると、社会の出来事や動きにより興味を持つようになってきます。

2.文章を速く読めるようになる

 新聞には、もちろんイラストや写真もありますが、それと比べ物にならない程の大量の文章が記載されています。たくさんの文章を読むことで、新聞を読む前よりも文章を読むのが速くなります。


3.内容を理解しながら文章を読めるようになる

 はじめのうちは、ゆっくり読んだり、文章を何度も読み返したりして内容を理解していきますが、新聞を習慣的に読んでいると、初見の文章でも内容を理解しながら読むことができるようになってきます。この文章読解力は、国語以外の学習にも大いに役立つ大切な力です。

4.語彙力がつく

 新聞には、たくさんの言葉が記載されています。
読んでいくうちに、意味の分からない言葉や、誤解していた言葉にたくさん出会います。
こうした言葉とたくさん出会っていくことで、新しい言葉を覚えたり、言葉の正しい意味を理解していくことができます。また、習っていない漢字でも、読めたり書けたりするようになります。

5.作文力がつく

 新聞にはたくさんの文章があるので、いろんな表現の仕方や文章の書き方を見ることができます。作文や感想文などを書くときに、それらの表現や書き方を真似しながら自分の文章にアレンジすることができるので、作文を書く力も伸びていきます。
 学校によっては、定期的に「○○新聞」などと物事をまとめて書かせることもあるので、そういったものを書くときにも大きな力となります。

6.社会科の学習とつながる

 なんとなくしている社会の学習でも、新聞を読んでいると自分と社会のつながりを見つけることができます。
 社会の学習以外(総合など)でも、自分や周りが社会とのつながりを持っているということをより感じることができます。

7.様々な分野の知識が増える

 新聞には、子どもが知らないことがたくさん記載されています。
毎回書いていることが違い、新しいこと、知らないことにどんどん触れていくので、色んな分野の知識が増えていきます。
 知識が増えていくことで、話題づくりが出来たり、知識をネタにスピーチをしたりする力が高まることも期待できます。

 では、新聞を読む習慣は、どのように身に着けさせれば良いのでしょうか?(以下次号)


 
2021年03月08日 19:18

エルサゲートとは?悪質な動画が子どもたちを狙っています。

タブレットで動画を見る子ども

エルサゲートとは、ディズニー映画『アナと雪の女王』の登場人物「エルサ」と、事件や不祥事を表す「ゲート」を合わせた造語です。意味は子どもに不適切な内容の動画を指します。

エルサゲートに見られる多くは実写やアニメ、クレイアニメなどでつくられています。

子どもだけでなく大人でも不快に感じることが多いのが特徴です。セクシーな表現や武器を使って出血させるなど過激な内容まであります。小さな子どもを持つ保護者には、悩みの種となっているのです。
ではエルサゲートの投稿者は何を目的としているのでしょうか。理由がいくつかあるので紹介します。


目的1.動画再生数を狙った広告収入のため

エルサゲート投稿者の目的は広告収入を得るためです。
YouTubeは無料であらゆる動画を見られる分、見たい動画を再生するには広告を見なければいけません。
動画の再生回数やチャンネル登録者数が多ければ多いほど、YouTubeから動画作者に広告収入が得られます。
子どもが好きなアニメキャラクターを使えば、どんな内容でも子どもが興味を示し動画を見ることを利用しているのです。
また、子どもたちはそこまで映像やキャラクターのクオリティが高くなくても、似ているだけで見てくれます。
大人が見ればすぐに違うとわかるものでも乳幼児や小さな子どもには区別がつきません。
なかには手の込んだクレイアニメもあり、時間をかけてつくった動画は子どもだけでなく大人も興味を示す場合があります。
いずれにしても興味をひくキャラクターで動画をつくり、広告収入を得るのが目的の一つです。


目的2.単なるいたずら目的のため

エルサゲートの目的として次に考えられるのが「いたずら」です。
単なるいたずら目的だとしたら、悪趣味な内容と言わざるを得ません。
YouTubeでは年齢に対して不適切だと判断されるか、誰かに通報されれば「削除」される恐れもあります。
リスクをおかしてまで、わざわざ不快な内容の動画を作成する理由はわかりませんがそういう目的の投稿者がいるのです。


目的3.悪意を持ったいやがらせ目的のため

エルサゲートの目的として考えられる3つ目は、「嫌がらせ」です。
いたずらとの違いは「悪意がある」ことで、非常に悪質な意味を持ちます。
不特定多数の子どもに精神的にショックを受けるような、グロテスクな映像や不快な動画を作成している理由はわかりません。
心が歪んだ投稿者が面白半分で投稿している可能性があります。


エルサゲートを子どもに見せないための対策

今はスマホやタブレットで、いつでも子どもが簡単に動画を見られる時代です。
保護者が注意しても知らずに見てしまうことは十分に考えられるため目が離せません。
ここでは、エルサゲートを見せないための対策を紹介します。


対策1.子ども一人で動画を見せない

まずは、動画を子ども一人で見せないことです。
子どもが一人で見ると、キャラクターだけで動画を選んでしまいエルサゲートを見てしまう可能性があるためです。
料理をしているときなどは子どものそばにいれず、スマホやタブレットで動画を見せている間にエルサゲートを見てしまうこともあります。
そうならないためにも、できるだけ子ども一人ではなく親と一緒に見せるようにしましょう。
どうしても手が離せない場合は、スマホやタブレットに「コンテンツ制限」をかけておくことで、不適切なコンテンツを抑制することが可能です。


対策2.スマホやタブレットにある動画のアイコンを隠して見られなくする。

2つ目はスマホやタブレットにある動画のアイコンを隠してしまいましょう。
いつも動画を見ていればスマホやタブレットを開いたときに、どれがなんのアプリか子どもでもわかるため、エルサゲートを見てしまう可能性は高いです。
そんなときは動画アプリのアイコンを画面に表示が出ないようにするなど、子どもが普段見ない場所へ隠してしまいましょう。 
そうすることで子どもが自由に動画を見られなくなるため、動画が見たいときは保護者が選んであげることができます。
また、YouTubeを見るときは、「自動再生」を解除しておくことも大事です。
子ども向けの動画に紛れ込んでエルサゲートが自動再生されるのを防ぐことができます。


対策3.動画アプリをアンインストールして見られなくする。

子どもに注意しても見てしまったり心配な場合は、思い切って動画アプリをアンインストールしてしまいましょう。
極端な手法ですが、見る動画がなければ子どもの目に触れることはありません。
どうしても見たい場合は、コンテンツ制限をかけて一人で見させず親がそばにいるときにすることです。
エルサゲートは「今そこにある危機」です。小さなお子さんがいる家庭では、スマホやタブレットを与えっぱなしにするのではなく、保護者が危機感をもって対策を取っておくことが子どもを守るために絶対に必要です。

2021年03月01日 18:16

小学生のネット動画視聴、最新調査でさらなる若年化が判明!

159315138188701
 内閣府の調査によると、インターネットを利用する子どもが急増するのは、小学三年生からだそうです。なんと三年生の7割近くがネットを楽しんでいるという結果が。しかも、大部分が自分専用の機器を持ち、小学生の間では、ネット利用の主な目的が「ゲーム」から「動画視聴」に変化していることも明らかになりました。

新たに始まった小学校三年生までの調査で、ネット利用の若年化が鮮明に

 内閣府は、平成21年度から毎年、10歳から17歳を対象に「青少年のインターネット利用環境実態調査」を行っています。そして、デジタル世代の低年齢化の流れを受けて、その調査の対象年齢の変更に向けての基礎資料を得ようと、0歳から9歳児の保護者を対象に、子どものインターネット利用状況を聞いた「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査」を初めて実施し、平成29年5月にその調査結果を発表しました。
小学校の学年でいうと、一年から三年に該当する7歳~9歳の子どもたちの調査結果を中心に、今どきの小学生がインターネットとどのように関わっているのか、見ていきたいと思います。

一・二年生では2人に1人。しかし三年生では7割近くがネットを利用

 インターネット利用状況を調べた際の対象機器は、スマートフォン、携帯電話、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、携帯ゲーム機、インターネット接続テレビなど。そのいずれかの機器を使ってインターネットを利用している割合は、7歳が49.7%、8歳が49.5%とほぼ同率。ところが、9歳になるとその割合が65.8%とジャンプアップ。インターネットが小学校三年生の頃から本格的に浸透していく様子がうかがえます。

9歳からスマホ利用者が増加

 インターネットで使う機器別に見てみましょう。7歳、8歳ではいずれもタブレット利用が一番多く(26%程度)、2位スマートフォン(19%程度)との間に7ポイント以上の開きがあります。 ところが、 9歳を境ににスマートフォンの利用率が上昇し、1位のタブレット(28.6%)に2位スマートフォン(26.6%)がほぼ並びます。それにノートパソコン(15.1%)が続きます。

 ちなみに、冒頭で紹介した、内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」(10歳~17歳対象)によると、スマートフォンは年齢が上がるに従って、利用率も右肩上がりで上昇していきます。調査時期の違いもありますが、13歳でスマートフォンの利用率(35.1%)がタブレット(29.4%)を抜いて、17歳ではスマートフォン(89.6%)に対して、2位ノートパソコンは23.9%と4倍近い差がついています。

学習教材で、自分専用の機器を持つ子どもたちが大部分に

 続いて、親が子どもに自分専用のインターネット利用機器を買い与えている割合を見ていきましょう。
自分専用機器によるインターネット利用率は、7歳が51.1%、8歳 64.7%、9歳 72.6%という調査結果で、三年生くらいになると大部分の子どもが専用の機器を持っていることがわかります。
 子供専用の機器の内訳は、学習用タブレット(88.5%)、子ども向け携帯電話(80.5%)、子供向け娯楽用タブレット(72.7%)、子ども向けスマートフォン(71.4%)の4つの機器が上位を占めています。学習用タブレットが首位に立っていることから、タブレット学習の教材会社が広く浸透してきていることが伺えます。

ネットの1日あたりの平均利用時間は1時間前後

 そうした自分専用の機器を使って、子どもたちは親と一緒ではなく自分単独で操作しながらインターネットを楽しんでいるのでしょうか? 子どもが一人で操作してインターネットを利用する割合は、7歳が80.2%、8歳 84.4%、9歳 86.3%。小学校に入ると、すでに大半の子供たちが自分一人で操作してインターネットを利用していることになります。その際の利用機器は、携帯ゲーム機が88.4%で首位という結果になっています。
 
気になるのが、子どもたちが1日のうちのどれくらいの時間をインターネットに使っているかということですね。
子どもたちの、平日1日あたりのインターネット利用時間は、7歳では「1時間以上2時間未満」が38.3%と最も多く、平均利用時間は74.8分。8歳はそれより少なくなって「30分以上1時間未満」が30.0%を占め、平均利用時間は56.9分。9歳は「1時間以上2時間未満」が31.3%、平均利用時間は64.7分となっていて、この調査結果では、2歳から9歳の年齢の中で、小学一年生に相当する7歳のインターネット利用時間が最も多いという意外な結果が出ています。

悪質な動画の視聴に懸念の声も

 インターネットに費やす時間もそうですが、子どもたちが何を目あてにインターネット体験をしているのか、その利用内容も見逃せません。
まず、調査の対象年齢(0歳~9歳)のすべてを通じて高い割合なのが「動画視聴」。7歳でも85.2%で、2位の「ゲーム」(77.8%)を引き離して首位に。8歳では「ゲーム」(76.7%)、「動画視聴」(75.6%)とわずかな差で逆転しますが、9歳になると「動画視聴」(83.2%)、「ゲーム」(81.7%)となって、動画視聴が再び首位に立っています。
ちなみに、インターネットの利用内容の中で、小学校入学後にその割合がグーンと跳ね上がるのが「コミュニケーション」のための使い方。未就学の6歳児の「コミュニケーション」用途は2.6%にとどまっていたのが、7歳になると11.1%と2ケタに達しています。
 
 過激な動画が社会問題になっている今、動画視聴急増の勢いには一抹の不安も感じざるを得ません。最近では、アニメ動画などを装って子どもに視聴させ、暴力や差別などの動画を見させるなど、子どもたちを心理的に傷つけようとするような動画も出てきています。自分専用の機器を持って一人でインターネット動画を楽しんでいる子どもたちが増えている現状を考えると、保護者の注意・観察もしっかり心がけておくべきでしょう。(以下次号に続く)
 
2021年02月27日 17:44

「今さら聞けない」小学校時代に身に着けておきたいこと

af0100028991x-e1549785622500
 小学校教育の最大の課題とは何でしょうか。 それはひと言でいうならば、「文から情報を得、自分の思いを文で表すことのできる子に育てること」です。
 
 就学前、親の愛情に育まれて話し言葉・聞き言葉を獲得してきた子が、小学一年生で文字を習い始め、小学校を卒業するときには、本を読み、本から学び、文で自分の思いを表わせる子に育っていきます。

 言葉を通しての伝達方法は、音声言語の「話す・聞く」と、文字言語の「読む・書く」の二通りしかありません。小学校の先生方は、たった6年間で、子どもたちを大人と同じ伝達方法と学習方法をもった人間に育てあげているのです。この点については、学校に子どもたちを預けている保護者はもっと先生方に敬意をもって接する必要があります。と同時に、先生方にはその職務の重大さに襟を正してほしいと思います。

 低学年のとき、とても活発でものしりだった子が、中学年くらいからさっぱり伸びないことがあります。それは、この子が「耳学問・見る学問」のまま止まってしまったからです。知的好奇心は旺盛なのですが、知識獲得の方法をテレビや図鑑などの映像文化に頼り、文字を通して獲得することを怠ってきたのだと言えます。

 私たちは子どもの教育にかかわる大人は、子どもたちの表面上の活発さだけに目を奪われず、その子ができるだけ速やかに、しかも確実に「読み言葉・書き言葉」での学習、すなわち文章の読解による知識の獲得へ移行するように導いていかなければなりません。
では、読解力をつけるためには、どのような力が必要なのでしょうか。

 まずは「音読する力」が必要です。国語の苦手な子は本当によく読み違いをします。間違った読みからは正しい読解はできないので、ゆっくりでよいので、正確な読みの指導が必要です。
 次に必要なことは、「問い直す力」です。これが読解力の低い子にはついていないのです。

「問い直す力」とは、こういうことです。

『野原に黄色の花が三本さいていました。』という文を読んで、筆者の言うことがすぐに読み取れなかったら、
「野原に何が咲いていた?」(問い直し)
「花」
「どんな花?」(問い直し)
「黄色」
 
 というふうに、「問い直し → 読み直し → わかる」ということを何度も繰り返して、 読解していくのです。

 読解力の低い子は、自分が読解できているのかどうかもわからないのです。だから「問い直す」ことも「読み直す」こともできず、結果として読解できずにいるのです。
 
この「問い直し」を教師が小さなステップで、 設問として子供たちに出してやります。そうすると、子どもたちは設問に答えようとして、「問い直し」「読み直し」をし始めます。こうして、そういうことを何回も何回も繰り返すことによって、ようやく自分で「問い直し」「読み直し」 のできる子、すなわち、読解力のある子に育っていくのです。

 まさに「読解力は一日にしてならず」です。特に映像にどっぷりつかって育ってきた子どもたちを、映像文化の底なし沼から引き揚げ、読解力という山に登らせるには、毎日の小さな「問い直し」「読み直し」の積み重ねを続けるしかないと思っています。保護者が本気になれば必ずできます。保護者も腹をくくって取り組む必要があるのです。
 
2021年02月19日 18:02

読解力を身に着けるために有効な方法は・・・?

2021-01-29 181414
それでは、読解力をつけるには、どうすればいいのでしょうか?
ここでは読解力をつける方法をいくつかご紹介します。

【1】要約

 読解力を向上させるには、要約の練習が有効です。本や長い文章を要約するには、単語の意味や著者の主張を正しく理解し、言葉を別の言葉に置き換えることが求められます。そのため、要約の練習を繰り返すことによって、読解力が養われるのです。
 『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』(大和書房、2018年)の著者・吉田裕子氏いわく、要約の教材としては新聞がおすすめなのだそう。記事の内容を100文字前後で要約するのが効果的なのだとか。新聞記事を要約する際は、次の2点に着目するべきなのだそうです。

 話題:何について述べているのか
 結論:結局どのようなことを言いたいのか


 新聞記事のなかでも、リード文(記事冒頭の要約)がある記事や、社説がおすすめとのこと。リード文つきの記事は、要約文を作成したあとでリード文を見れば、答え合わせができます。社説の場合、1つの記事が1つの主張で構成されているので、要約に適しているのです。

【2】読書

 明治大学教授の齋藤孝氏は、読解力を高める方法として、「音読する」「線を引きながら読む」「緩急をつけて読む」ことを推奨しています。
 
 ①音読する

 音読は、「飛ばし読み」という癖を矯正するのに有効なのだそう。飛ばし読みとは、文を冒頭から丁寧に追っていくのではなく、一部の単語だけを拾いながら読んでいく方法。
 重要なキーワードを適切に拾っていけば効率よく読書できますが、読解力の低い人は、不適切な飛ばし読みをやってしまっています。重要な単語を見落としたり、単語と単語の関係を自分で勝手に作り上げたりしているのです。このような「悪い飛ばし読み」が癖になっていると、文章の意味を正しく理解できません
なので、読解力が低いと自覚している人は、飛ばし読みの癖を直すため、音読をしてみましょう。音読なら、必然的に一言一句を意識することになります。

 ②線を引きながら読む
 「重要だ」「面白い」と感じる箇所に線を引きながら読むことも、読解力を高めるのに有効だそう。重要な箇所に線を引くのは、上で挙げた「要約」に似ています。「何が重要なのか」「著者は何を言いたいのか」と意識しながら読むことが、読解力の向上に役立つのです。

 ③緩急をつけて読む
 多くの人にとって、読書に費やせる時間は限られています。重要な箇所や筆者の主張は時間をかけて読み込む一方、大事でない箇所(日常のエピソード、実験の細かな条件の説明など)はさらっと読み流しましょう。
 本や新聞の全ての文字をひとつひとつ追っていたら、結論など重要な箇所にたどりつく前に疲れきってしまいます。読解力が育ってくると、力を入れて読むべき場所・力を抜いてよい場所の区別がつくようになりますよ。

(参考)
・大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ 吉田裕子 著 大和書房
・大人のための国語ゼミ 野矢 茂樹 著 山川出版社
・「読解力」 齋藤 孝 著 岩波文庫
 
2021年01月29日 18:16

読解力が身に着かないとAIに職を奪われる・・・?

スクリーンショット 2021-01-24 163854
そもそも、読解力とはどのような意味なのでしょうか。OECD(経済協力開発機構)が実施している、15歳児の学習到達度調査 「PISA(Programme for International Student Assessment)」は、読解力を次のように定義しています。

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力
(引用元:文部科学省|読解力向上プログラム

PISAにおいては、テキストから情報を読み取るだけでなく、テキストに基づいて自分の意見を論じる能力が求められます。また、文章読解力のみならず、図・グラフ・表などを読解する力が求められることも特徴です。
つまり、読解力とは、以下の能力を指しているといえるでしょう。

・テキストを読み、正しく理解できる力
・テキストの意味を熟考できる力
・テキストに基づいて自分の意見を論じられる力


小学生の読解力も見てみましょう。文部科学省によると、2015年度のPISAにおいて、日本の読解力は516点。前回から22点も下がっています。OECD加盟国中の順位も、1位から6位に転落。そのため、子どもの読解力の低下が問題視されているのです。
 
現代人の読解力が低下しているとして、どんな問題があるのでしょうか? ひとつには、読解力がない人は、AIに仕事を奪われかねないという懸念があります。
「東ロボくん」という人工知能(AI)を知っていますか? 新井紀子教授をリーダーとして国立情報学研究所が行なっていた、「ロボットは東大に入れるか」というプロジェクトにおいて開発されたAIです。
「東ロボくん」はマーク式の模試において偏差値58に達し、いわゆる「MARCH」の大学における一部の学科について「合格率80%以上」だと判定されました。しかし、東京大学合格レベルの偏差値には届かず、プロジェクトは頓挫。そんな「東ロボくん」の弱点は「読解力」でした。結果的にAIは、読解力を身につけられなかったのです。
AI技術が飛躍的な向上を遂げている昨今、人間が行なっている仕事をAIが代行しつつあります。「単純な仕事しかできないと、AIに仕事を奪われる」と、皆さんもよく耳にしているはずです。
しかし、読解力ならば、まだ人間はAIに先んじている様子。つまり、高い読解力が必要とされる仕事ならば、しばらくはAIに奪われることはないでしょう。一方、AI以下の読解力しか持っていないならば、危機感を抱いたほうがよさそうです。では読解力を高めるためには、どのような習慣が必要なのでしょうか・・・
2021年01月24日 16:40

先が見えない状況が続いていますが・・・

large
都内の小中学校は今日が三学期の始業式です。今年は曜日の並びの関係で、短い冬休みとなりました。子どもたちはしっかりと気分転換できたのでしょうか?
ご存知のようにこの年末年始も都内の感染者の数は高止まりしていて、政府も1都3県に再度緊急事態宣言を出すようです。今回は学校が休校になるようなことはないと思いますが、本来子どもたちが「密」な状態で活動するのが学校なので、まだしばらくは「ガマン」の日々が続くことになるでしょう。受験生への影響も心配です。
現場の先生方も、本来の授業以外に、校内の消毒など様々な業務を行わなければならず、負担が増えています。政府や都庁には、ぜひ現場の実態をよく理解して、早めの対応と説明をしてほしいと思います。
さて、子どもたちはいよいよ新年度に向けての取り組みが始まります。昨年度は3月が一斉休校になった関係で、年度末の総括ができないまま新年度を迎えてしまいました。今年度はそんなことにならないよう、4月にいいスタートが切れるように準備をしてほしいと思います。そんな状況下ではありますが、個別指導塾けやきでも、引き続き万全の感染症防止対策を取りながら、安心・安全・快適な環境を提供し、お子様の基礎学力向上を目指して活動を続けてまいります。今年もご利用者様皆様が一段と発展することを願い、しっかりと取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
2021年01月08日 16:53

激動の2学期が終わろうとしています。

クリスマスツリー2
明日(12月25日)は都内ほとんどの小中学校で、2学期の終業式が行われます。私も昨年までは終業式で子どもたちに、一年の振り返りの大切さと、新年そして3か月後に迫った新学年への進級を迎える心構えの大切さについて話をしてきました。しかし今年に限って言えば、感染拡大が収まらない感染症に対する向き合い方について話をしないわけにはいかないでしょう。現場の先生方の努力には心から敬意を表したいと思います。
さて、子どもたちにとっても様々なストレスに立ち向かわざるを得なかった2学期でした。楽しみにしていた行事が中止になり、休みだったはずの土曜日に授業が行われ、登校しても友人たちと大声で話すこともできず、無言で前を向いて給食を食べる・・・今までの「日常」が奪われて、毎日小さなガマンを強いられて過ごしてきたのです。
しかし、そのガマンのかいがあり、ほとんどの学校では1学期の授業の遅れを2学期で取り返すことができたようです。おそらく3学期は土曜授業も減るでしょうし、行事が復活する学校もあるでしょう。少しだけ学校に明るい兆しが感じられてきました。
そんな中でいよいよ明日から冬休みに入ります。今年は曜日の並びの関係で、例年よりは少し短い冬休みですが、ぜひ家族でゆっくりと過ごしていただきたいと思います。ニュースでは毎日東京の感染者数が過去最大を更新したことを伝えています。今この瞬間も医療関係者の皆様の献身的な努力のおかげで、何とか水際で食い止められているのだと思います。この冬休み、皆様が落ち着いた生活を送ることで、2021年新春は感染が終息し、皆が当たり前の日常を取り戻すことができることを願っています。
2020年12月24日 19:50

ショック!「情報を正しく読めない子は将来稼げない?

_20201213_160704
現在発売中の「プレジデントFamily」2021冬号にショッキングな記事が載っています。私の高校の後輩で(面識はありませんが)【AI vs 教科書が読めない子どもたち】の著者である、国立情報学研究所教授の新井紀子先生が小中学生の読解力の低下に警鐘を鳴らしているのです。記事を一部引用いたします。念ながら、日本の子どもの大半が教科書を読めていません。小学生で言えば、全教科の内容を正確に読めているのはクラスの2~3人でしょう。『読む』という言葉から多くの人がイメージするのは、ひらがな、カタカナ、基本的な漢字を”文字として読める”ことでしょう。いわゆる識字です。でも、それだけでは「読めた」ことにはなりません。文章を読んで正確に意味や内容を理解することができて初めて「読めた」と言える。日本の子どもたちはこの読解力が弱いのです。(中略)私は『汎用的読解力』と呼んでいますが、算数、理科、社会などすべての教科で求められる力です。文章に書いてある事実を正確に読み取る。それが汎用的読解力です。」では、読めない原因は何なのか。新井先生が筆頭に挙げているのが「語彙不足」です。「特に算数や理科で使う言葉は日常で使う意味とは違う場合もあり、それを理解していないとたった1行の文章でもわからなくなってしまいます。」そして新井先生は、「汎用的読解力が低い子はノートの書き方を見ていればすぐにわかる」と言います。「自分の解答が解答例とちょっとでも違うと、消しゴムで消して解答例を書き写す子です。自分の解答と解答例のどこが違うのかわかっていないのでしょう」そしてそんな子どもたちの将来を新井先生は心配しています。「今の子どもが活躍する2030年代には、事務職の50%がAI(人工知能)に代替されることが予想されています。つまり文系の人が就く事務系の仕事は減り、賃金が安くなることが考えられます。一方であらゆる分野がテクノロジーと関わることから、多くの仕事に理系のリテラシーが求められるようになるでしょう。その時代に職を失わないためには、文系でも理系の基礎知識を併せ持っていなければならない。プログラミングも関数も何もわかりません、という状態では、15世紀の人がタイムマシンで21世紀にやって来て働くような状態になってしまうのです」
では、読解力を磨くために家庭ではどんなことをすればいいのか?新井先生がまずすすめるのは、親が子どもの教科書を読んでみることです。「親御さんは教科書ぐらいと思っているかもしれませんが、実はとても高度なことが書かれています。算数や理科で言えば、歴史上に名を遺す天才たちが、400年もの間に発見・発明したことが詰まっているわけですから一語一句読み解かなければならないことが実感できると思います」また日常生活の工夫や心がけでも読解力を磨くことはできます。特に語彙量は家庭環境に依るところが大きく、小学校入学時点で3~4倍の差がつくこともあるそうだ。「一番にお勧めしたいのは、時代劇と朝の連続テレビ小説と大河ドラマを親子で見ることです。大事なのは親が本気でハマること。すると子どもも興味を持ちます。こういうドラマは日常では使わない言葉や言い回しがあふれ、自然と語彙が増えます。幕府、内戦、寺子屋といった単語も実感しながら覚えられますし、歴史観も身に着きます」これ以外に新井先生から挙がった日常生活の工夫や心がけを箇条書きにすると、
① ラジオでニュースを聞く。(視覚情報が入らない分言葉や数字に敏感になる)
② 日常会話は単語で済まさない。(子どもが「コップ!」と言ってきたら「牛乳が飲みたいからコップを取ってください」と文章で言うまで渡さない。
③ おねだりはプレゼンさせる。(『なぜ買わないといけないの?』『みんなが持っているという”みんな”って誰?のようにプレゼンさせる)

などです。この冬、ご家庭でお子様の読解力についてぜひ話題にしていただきたいと思います。
プレジデントFamily」2021冬号より、一部引用いたしました。
https://www.president.co.jp/family/blog/diary/3103/3468/
2020年12月13日 16:56

お子様の放課後の居場所は、けやきにお任せください!

_20200610_091632
師走を迎え、コロナの先ゆきが不透明感を増しています。様々な方から現状が大変だというお話を聞くことも増えました。近隣の小学校では2学期以降月に2回土曜授業を行っているようです。授業時数確保のため、という理由は解っているのですが、子どもたちの気持ちは「今週は土曜日も学校がある・・・」(ちょっとがっかり)なのが実態です。今年は子どもたちも「密」にならない行動を求められて、例年以上にストレスが溜まっています。(実は学校ってけっこうなストレス現場なんです)楽しみな給食も、全員が前を向いて無言で食べなきゃいけないし、大声を出して友達とはしゃぐこともできません。当然ですが、子どもたちは、そんなストレスに長期間さらされていると、やはりいろいろストレス反応が出てきます。イライラしたり、物に当たったり、でもこれは正常な反応なのです。一方で保護者の皆様も、様々なイベントの中止や自粛、中には仕事が減ってしまい先々の生活に対する不安など、こちらもストレスが多い状況です。家族で一緒に過ごす時間も大切ですが、家族がそれぞれ一人だけの時間を持ち、リラックスすることも大切ですよね。けやきでは平日の放課後、夜7時までお子様をしっかりと面倒見ます。様々な教材を使った活動で、子どもたちの昼間のストレスも解消させます。その間保護者のみなには、ぜひご自分だけの時間を作っていただきたいと考えています。元気をチャージしていただいて、夜は家族団らんの時間を過ごしてください。無料体験、入塾説明会は随時開催中です。お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
2020年12月02日 18:25

個別指導塾「けやき」

【電話番号】 042-847-2258

【営業時間と受付時間】 営業時間:15:00~19:00
受付時間:15:00~20:00

【住所】 〒185-0032
東京都国分寺市日吉町3-10-5

教室紹介はこちら

入塾説明会のご予約はこちら

モバイルサイト

個別指導塾「けやき」スマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら